
5年前、まだデザイナーをやっていた頃、
デザイナーではゆくゆく食ってけなくなるなーと感じてました。
Macの普及によって写植屋の仕事がなくなっていったのと同様に、
adobeのアプリケーションのバージョンがあがるごとに、
デザイナーの仕事はなくなってく。
当時は、MacとAdobeの組み合わせがあれば、何でも作れる気がした。
それと同時に、誰でもデザインできるのだと、徐々に危機感を持ちました。
今思えば、デザインのコモディティ化の進行を感じてたのだと思います。
そして、フラット化やグローバリズムと言われるように、
海外との賃金価値がどんどん近づいていくなかで、
デザイナーという職業もまた、コモディティ化し、デザイン単価が下がってく。
デザインだって、パソコンがあれば誰でもできるようになる。
低い労働賃金を求めて中国に工場が移っていったように
デザインもまた低価格の海外に移ってく。
日本語という壁もすでに越えつつあるし
ホワイトカラーの海外アウトソーシングが進んでているのと同様、
デザインももう中国への発注がはじまってる。
もちろん僕が一般的デザイナーレベルしかないだけで、
上澄みの一流デザイナーはもちろん生き残るわけだけど、
それは、伝統工芸のように、業界全体は縮小していく。
じゃー何すれば食ってけるか。
ひとつあるとしたら、
デザイナーと言っても、自分で手を動かすデザイナーではなく、
海外や地方の低単価デザイナーにアウトソーシングする
デザインディレクターがあるんじゃないかと思う。
デザイン会社の営業/プロデューサーがやってた事。
英語ができて(できるようになって)
アウトソースできるようにして、
最後の仕上げだけ自分でやるような。
そういう海外アウトソース一人デザイン事務所ってのが
デザイナーが食って行くひとつの方法な気がする。
翻訳もアウトソースすれば、
言葉はできなくても、世界中を相手にデザインの仕事が受けられるし。
デザインのクラウドソーシング化?
(それもまたコモディティ化していくけど。)
2009年のだけど、
こちらの記事にはいろいろ海外のクラウドソーシング事例がまとまってました。
ネーミングからクリエイティブ、プログラミングまで何でもあり。
あと、デザイン,クラウドソーシングで検索したら、こちらも2009年の記事で
「Twitterの鳥」画像は600円:クラウドソーシングはデザイナーの敵?まさにこれ!
デザインだけじゃお金にはなんない。
さてさて、この時代にデザインをどう売れるようにしていくか。
それが問題だ。